2010年4月12日月曜日

4月12日(月)第1回ミーティング(顔合せ)


「1floor 2010」に参加するアーティストとKAVCスタッフなど、企画関係者が対面する顔合せを行いました。過去2回では、毎年3名のアーティストが参加していましたが、今回は2名のアーティストによる二人展となります。


KAVCの施設紹介や自己紹介などを終えた後、展示空間となるKAVCの1F館内を巡りました。一般的なギャラリー空間とは異なり、さまざまな人が行き交うオープンスペースである当館の空間を彼らはどのように変貌させることができるでしょうか?


会場見学の後、アーティストそれぞれから本展の作品プランについてプレゼンしました。


柴田精一さんは自身の作品を持参して、過去作から現在にいたるまでの変遷を紹介。写真は、「紋切重(もんきりがさね)」シリーズの作品です。和紙に絵具を 塗り、切り抜いた紙を複数枚重ねています。


中村裕太さんは、収集している古いタイルの破片を持参。このタイルがどのように作品として発展していくのでしょうか?

これからミーティングを重ねながらより作品プランを深めていきます。2人の作品がKAVCの空間の中でどのように展開されるのか?どうぞご期待下さい。

2010年4月1日木曜日

「1floor2010」出品アーティスト決定

2008年から始まった神戸 アートビレッジセンター(KAVC)の新たな若手アーティスト・キュレーター支援プログラム「1floor(ワンフロア)」。

本企画は、 1996年の開館から10年間開催した「神戸アートアニュアル」と同じくセンターの設立主旨である若手芸術家育成の理念に基づいて実施する公募型の若手支 援プログラムです。

本展は、KAVCの1Fに向いあう「KAVCギャラリー」とコミュニティスペース「1room」を1つの展示空間 (1floor)と見なし、若手アーティストが展覧会制作におけるあらゆる要素と対話しながら企画を創り上げます。

このたび、第3 回目となる「1floor 2010」の出品作家が決定しました。

・柴田精一さん(京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻卒)
・ 中村裕太さん(京都精華大学大学院芸術研究科博士後期課程芸術専攻在籍)

これから約半年間、8/28日(土)〜9/20日(月・祝)の会期本番に向けて、KAVCのスタッフとともに展覧会を創り上げていきます。 どうぞご期待下さい。

このブログでは「1floor 2010」の展覧会の制作プロセスや会期中の様子をお伝えすべく、KAVCのスタッフと出品アーティストが中心となってお届けしていきます。展覧会制作の裏側をお楽しみいただ ければ幸いです。