出品作家の中村裕太です。7月下旬より京都精華大学の陶芸実習室にて、学生スタッフと制作しています。
パレットのうえで、ネットにタイルを裏打ちして、モルタル目地を埋めるという単純作業です。作業が連続していくと、手が自然と効率的に動き、普段椅子に座って制作しているときよりも、臆せずに素材に触れていることに気がつきます。作業を通してこういった制作中の些細な手つきの「徴候」を読み取ろうとしています。
展覧会「1floor 2010」の制作プロセスや会期中の様子をKAVCスタッフと出品アーティストが不定期でお届けします。
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